T.症状別対処法・応急処置


(単純性)熱性けいれん

子どもの脳が未熟なため、熱を出した時にみられる痙攣(けいれん)です。
生後6ヶ月〜3歳頃に多く、6歳以降はまれです。
口唇や手足が紫色(チアノーゼ)になり、手足がガクガク震えて意識が消失し
ふつうは数分で治まります。

◆ 観察のポイント ◆ 

  1.熱を測る
2.意識の有無
3.けいれんの持続時間
4.眼球の位置
5.けいれんは全身性?部分的?左右差は?
                         など



◆ 処置法 ◆

  1.あわてず冷静に観察し対応 
2.けがをしないように周囲を確認
3.衣服をゆるめ、安静にする
4.誤嚥の予防、舌をかむ事はほとんど無い
5.発作が10分以上続く時や同日に繰り返す場合、すぐに病院へ


 


□ 治 療 □

  けいれん止めの坐薬(ダイアップ)を使うこともあります。
持続する場合には、注射や点滴も考えます。
高熱がある場合には、解熱剤を使用します。
発熱の原因に応じてお薬を処方します。
チアノーゼ(口唇、手足が紫色になる)が持続すれば、
酸素を投与します。 まれに、血液や髄液検査
脳波やCT検査などが必要な場合もあります。
                

ひとくちメモ 


  けいれん止め(ダイアップ)座薬について
高熱がありけいれんが心配な場合
けいれん止め座薬を使うこともあります。
但し、単純性熱性けいれんは
予後が良好なので、あまり使われない
傾向にあります。