aboutSTEROID


 ステロイド外用薬
は、うまく使うと非常に効果があります。
 非ステロイドをぬり続けていても、治らなければ何にもなりません。
 これでは、かえって皮膚を痛めるだけです。 

 
 
A.
ステロイドは怖いイメージもあるのですが
これまで言われてきたステロイド軟膏の害は、飲み薬や注射用のステロイド薬の害が強調され過ぎて、外用薬にまで及んだもイメージです。
 例:ステロイド外用薬の有名な副反応の一つとされていた白内障。
 今ではステロイド外用薬を用いて治療した方が、非ステロイド外用薬のみでの
 治療と比較して白内障の頻度が減ると分かってきました。
 
  ステロイド外用薬は、弱いものから強力なものまでいろいろあります。
 年齢や、ぬる場所、程度によって上手にぬり分けることが大切です。
 良くなったからといって急にやめるのではなく、強いものから弱いものへ
 徐々に下げていくことも大切です。
 どんな状況でも、スキンケアはいつでも欠かせない基本であることは変わりません。
 
 まとめ
 @患者さんご自身(ご家族)が、ステロイド軟膏の強さやぬり方をよく知る
 A担当医と相談する

 One two ステップ!!
 上手にステロイド剤を使用しましょう。